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60代主婦の日常はけっこうビジー。覚え書き日記として再スタート。

シニア日記ブログ / 女性シニア

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べに丸
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2014/09/23

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  • ラーメンの食べ方

    「私のイライラ」カテゴリーに入れるほどの”事件”ではないのだが……近所の中華屋さんに入ったときのこと。斜め前のテーブルについていた女性のラーメンの食べ方がすごく気になった。箸ですくった少量の麺を左手に持ったレンゲの中にいったん落とし込み少し待ってからおもむろに口元へ運ぶ。その繰り返しで、最後まで食べきってしまったのだ。なぜ、そんな手間のかかる食べ方をするのだろうと不思議に思う私は彼女の様子をこっそり観察するのをやめられなかった。ひとつ考えられるのは、壊滅的に猫舌だからという説明。これだけの段取りを踏めば、熱々のラーメンは温いを通り越してすっかり冷め切ってしまうに違いない。口中のやけどなど何のその、熱いものは熱いうちに食べたいと考える超せっかちな私に言わせてもらえば、もったいない話だなあということ。もちろん...ラーメンの食べ方

  • マニュアルは何のためにある?

    今年も地元図書館から音訳を依頼する図書が何冊か届いた。いずれも人気のある作家の小説。会員の中から音訳希望者を募る。積極的に「やります」と引き受けてくれる人もいるし、遠慮するメンバーに「ぜひお願い」と頼み込む場合もあるし、逆に「忙しいから無理」と最初からシャットアウトの人もいるし、ボランティア活動ならではのすったもんだの挙げ句、今年も何とか音訳者が全て決まった。その中のひとりRさんから「読み終わりました。校正をどなたに頼めばいいですか」と連絡が来た。「えっ!!もう?」と仰天する。Rさん、段取りをすっ飛ばしているよ。まず校正者を決め、読み順やレベル分けなどを打ち合わせして、20分くらいのサンプル録音をして校正者に聞いてもらってから本録音でしょ。打ち合わせなしに読むと、ヘタをしたら全部読み直しってことにもなりか...マニュアルは何のためにある?

  • アスパラガスビスケット

    懐かしい「ギンビスのアスパラガス」である。偶然スーパーマーケットで見つけて以来、切らすことなく購入している。甘過ぎず、ほんのり塩味が効いてゴマの風味も香ばしい。カリッとした食感、細長い棒の形で食べやすい。わが家の常備ビスケットだ。この「アスパラガス」が、クオカードやお菓子の詰め合わせをプレゼントというキャンペーンを始めたので、このところ購入に拍車がかかっている。日頃、懸賞に応募することなどない私にしては珍しいことだ。ひいきのお菓子だからしょっちゅう買う、ということは何口も応募できるはずで、ひょっとした当たるかもしれないしなあ。アスパラガスビスケット

  • 手強い音

    建物の構造体をショベルカーで解体したあとは、基礎部分のコンクリートを破砕する作業に移ったようである。ドリルの連続音はショベルカーどころではないけたたましさだ。そろそろ〇〇市長選の選挙公報の音訳が始まる。こちらは期限が決められているので、悠長に待ってはいられない。一日の工事が終了した後の時間帯を狙って録音するしかないかも。ふたたび、わが家の生活リズムは狂い始める。手強い音

  • 図書館で本を借りる

    市の図書館から「予約図書の準備ができました」というメールが届いたので、貸し出し手続きをしに出かけた。他館の例に漏れず、我が市の図書館も各種手続きのセルフ化が進んでいる。昔は、カウンターへ行って「〇〇を予約した者です」と申告するとスタッフが背後の棚から取り出して手渡してくれた。だが、今は予約専用ルームへ入って自分で探し出すのである。まず予約ルーム入り口に置かれた機械に貸し出しカードをかざす。予約した本の在りかを記した紙が出てくる。その紙を頼りに、ずらりと並んだ棚を探していくのだ。たとえば「B-3]というのは、棚Bの3段目という意味だ。本はすぐに見つかった。よし、次は貸し出し手続き、と思いながら予約ルームを出ようとしたとたん、ピーピーピーというけたたましい音に足止めされた。しまった、貸し出し手続きは予約ルーム...図書館で本を借りる

  • 工事の合間に

    2軒おいたご近所の家が、取り壊し中である。最初の何日かは人の手で柱を壊してでもいたのか、ズシン、ドシンという音が防音幕の中から聞こえていた。やがてショベルカーがやってきて、バリバリ、メリメリと力づくで建物を破壊し始めたのは昨日のこと。そうなるともう音訳は無理である。二重サッシをぴったり閉めていてもマイクは音を拾ってしまう。解体し終わるのに何日くらいかかるのだろうか。でも、諦める訳にはいかない。昼休みと3時の休憩時間だけは静かになるので、そのわずかな時間に少しだけ録音する。たとえ1ページでもやらないよりはましなのである。工事の合間に

  • 横浜・日本丸&みなと博物館

    天候は雨と分っていたが、あえて出かけた。屋内の謎解きだから雨でも問題はない。むしろ人出が少ないかも知れないという目算。手がかりを探して、帆船の中をくまなく歩く。入室できる部屋もたくさんあり、面白かった。後半は日本丸の背後に建つ「みなと博物館」へ。ここも、雨天の平日とあってはガラガラ。謎はとっても簡単だった。船と博物館の見学ついでに謎解きもありますよ、という感じかな。横浜・日本丸&みなと博物館

  • ダスキンの自販機

    今朝、ウォーキングの途中で面白い物を見つけた。ダスキンの自動販売機である。台所用のスポンジ、石鹸つきたわし、レンジ用ふきんなどがケースに納まっていた。わが家は毎月ダスキンのハンディモップをレンタルしていて、スポンジも使っている。丈夫でとても使いやすいスポンジだ。ただ、スーパーなどでは市販されていないので、モップ交換のついでに持ってきてもらうしか入手方法がなかった。しかーし、こんな所に自販機があるのなら、必要なときに即買えるなあ、とちょっと嬉しくなった。嬉しくて、ウォーキングの途中だったけど購入してしまったから、スポンジを持って歩く羽目になったけど。ダスキンの自販機

  • 問題はマイク?

    点字図書館の新しい図書を読み始めている。サンプル録音を図書館に送ってモニターをしてもらい、OKが出れば本式に録音を開始する。モニター後「ところどころプツプツという雑音が聞こえます。思い当たる原因はありますか」と質問された。環境や機材に思い当たることはないように思う。やはり口中音の影響か?と暗い気持ちになった。そうだとすると、この雑音の解消はなかなか難しい。録音したあとに細かく修正していくしかないかもしれない。だが、モニターをしてくれた職員さんの意見はちょっと違った。「口中音ではないように思います。マイクとスタンドの間に何か挟んでみてください。それから、マイクとPCの距離を離して、さらにコード同士が触れ合わないようにしてやってみてくださいますか」少し気持ちが明るくなる。マイクのセッティングに原因があるのだと...問題はマイク?

  • 母の声

    毎年この季節、妹と弟そして私の三人で、母と伯母が埋葬されている神奈川県にあるお墓を訪れることにしている。だからなのだと思うが、使わなくなった古い携帯電話の中に母の声が残っていたことを、ふと思い出した。引っ張り出してきて充電したら「留守電メモ機能」が辛うじて復活した。私に電話をかけてきた母の声だけが聞こえる。「今日、来られない?」「今どこなの?ああ、それじゃあダメね」「何時なら大丈夫?5時くらいに来てほしいんだけど」「ちょっと相談があって」私は何て返事をしているのだろう。どこかへ向かって歩いている途中で「今はだめ」とつっけんどんに答えているのかも知れない。母の落胆した様子が窺えて少し悲しかった。********ちなみに、私の声はうんざりする程残ることだろう。何しろパソコンの中に音訳データが山のようにあるのだ...母の声

  • 1個ずつ包む

    デパートの食品売り場に入っている、あんパンの美味しい店に寄った。先客がいて店員さん2人が何やら大忙しの様子。どうやら、このお客さんは、あんパンを大量に購入するらしい。しかも、全て1個ずつ小袋に入れてほしいというリクエスト。40個近い小さなあんパンを、ひとつひとつ透明な袋に詰めてはテープで留めるわけだから、それはまあ大変な作業である。あんパンを一つずつ個包装にするのはなぜだろう、と興味津々の私。職場の人たちへの配り物か?ひょっとしたら学校の先生かも。生徒ひとりひとりへのお土産とか?待っているお客は私ひとりだから長蛇の列になるなんてことはなかったけど、それでもずいぶん待ちました。2人いる店員さんは、あんパン包みにシャカリキなんだもん。1個ずつ包む

  • 「ぱべる」

    前から気になっていた。孫のニコタ(5歳)は「食べる」という単語を「ぱべる」と発音するのである。注意して聞かないと、ちゃんと「食べる」と聞こえるから、周りの大人たちは気にしていない様子だ。ひょっとして気がついていないのかも?ニコタは、年齢の割に語彙の豊富な5歳児だと思う。「ちなみに」「まさか」「おそらく」などの単語を正しく使い回している。「ボクにとっては、じいじもおばあちゃんも大事な家族だからね」などとチョイ小賢しいことも言ったりする。だけど「ぱべる」なのである。たぶん「食べる」を「ぱべる」と耳から聞き、そのまま発音したものが定着し、今に至るのだろう。漢字を覚える頃になったら間違いに気がつくだろうか。まさか大人になってまで「ぱべる」なんて言わないわよね。ちょっと心配。「ぱべる」

  • 集合時間

    たまに、出張して音訳をすることがある。視覚障害者グループの会報とか総会資料とかを、先方の活動場所に出向いて録音し、CDを作成するのである。前回は集合時間ジャストに到着した。遅刻ではないけれど、すでにグループの皆さんは全員そろってスタンバイ。気まずい思いをした。だから、今回は集合時間の10分前に着いた。一番乗りだった。机のセッティングなどをして待つ。やがて定刻の10時になったが、誰も来ない。えっ、時間を間違えた?まさか日にちまで違ってる?と少し不安になる。やがて10時を過ぎたが、誰ひとり来ない。不安は膨らむばかり。結局、全員がそろったのは10時15分だった。「べに丸さん、ずいぶん早く来たんですね」と言われたけれど、私はほぼ定刻に来ただけ。皆さんが遅かったんですよ~。すごく心配でした。集合時間

  • ウォーキングで迷子

    早朝ウォーキングで道に迷うことがある。その日も、ちょっと寄り道、と思い脇道に入っていくと方角が分らなくなり、当てずっぽうでどんどん歩いて行ったあげく、本当に迷子になってしまった。袋小路の多い迷路のような街並なのだとにかく知っている場所にいったん戻ろうと考える。人気のない朝の道路。ゴミを出しにきた女性をやっと見つけて駆け寄った。有名なお寺の名前を出す。「”ほけきょうじ”へ行きたいんですが、道をご存じですか」「……キョージ?分らない」そこで初めて気がつく。外国人だった。ダメ元で言い換えてみる。「おてらへ行きたいんです」「ああ~、オテラね。私も毎日行ってるのよ。一緒に行く?」その親切なフィリピンの女性に同行してもらい、ようやく迷路から脱することが出来た。彼女は毎朝「お寺」に参拝していると言う。この際だからと、私...ウォーキングで迷子

  • 頼まれない人になりたい

    所属する音訳サークルが、まもなく新年度を迎える。小規模とはいえボランティアとはいえ、ひとつの任意団体が活動していくためにはいろいろな役割分担が必要で、会長・副会長・会計・書記・会報、そして会計監査の係がある。そして、その役員決めは毎回の大仕事だ。誰も好んで面倒な役員など引き受けたくはない。頼み込まれ、説得され仕方なく引き受けるのである。そんな中、最初から頼まれない人が2種類いることを私は知っている。ひとつは、役員は務まらないかもと思われてしまう人。年齢的に難しいとか、性格的に向かなそうとか、能力的にちょっと心配とか。そして、もう一種類はこんな人。音訳の力量はピカイチ、頭脳明晰で実務能力にも長けている。しかし、「私は、役員はやりません。音訳以外の仕事を引き受ける気はないので」と言い切れるタツ子さんのような人...頼まれない人になりたい

  • 穴あき食パン

    近所のとても美味しいパン屋さんは、売り残しを作らない方針だから、午後3時を回ったころノコノコ出かけて行っても商品は残っていない。日によっては閉店してしまっている。ダメ元で午後3時過ぎに駆けつけると、案の定お店の棚はほとんど空っぽになっていた。「食パンはもうないですよね」と落胆を隠し尋ねる。すると「穴の空いたのでよろしければ」と言われた。穴?店員さんは棚の横に取り分けておいたらしい食パンの包みを出してきた。「焼きの加減で何カ所か穴が空いてしまっているんです」よく見ると確かにパンの身の部分にポコッと穴が空いている。でも、ごくわずかだし、私は全然気にしない。喜んで購入した。しかも10円引きでしたよ~穴あき食パン

  • 言い方が……

    月に一回通っている脳神経内科クリニック。今日の待合室は比較的空いていた。だからよけい目立ったのだと思う。女性の二人連れが声高におしゃべりをしていた。一人は患者、一人は付き添いといった感じ。確かにいささかうるさかった。近くにいた若い女性が注意をした気持ちはよくわかる。ただ、言い方が……「ちょっと!静かに出来ますっ?」一瞬、待合室内の空気が固まった。件の二人連れは「あっ……」と言って口を閉じた。でも、小さな声でおしゃべりは続けていたからよっぽど大事な話だったのかも知れない。さて、こういう場面で私は注意できないだろう。我慢してしまう。できないけど、仮にできたとして私だったらこう言う。「すみません。クリニックの待合室なので声を落としていただけませんか」でも、こんな弱腰では効果ないかなあ。言い方が……

  • 道案内

    「北口へ行きたいんですよ」とその高齢の女性は言った。ショッピングモールの中に迷い込み、先ほどから駅の北側へ出るための出入り口を探してさんざん歩き回ったと言う。慣れない人にとって、このショッピングモールはまるで迷路かもしれない。北側の出入り口へ案内しながら「どこへいらっしゃりたいんですか」と尋ねると「昔は長崎屋だったところ。ほら、えーと何ていったかしら」「今はドンキホーテになっていますよね」「そうそれ、ドンキへ行きたいのよ」「だとすると、南口ですけど」「ちがうちがう、北口のはず。あなた分ってる?」「ドンキでしたら、確かに南口です。で、南口は反対側です」だが、納得しかねるという表情のその人は、どうやら私の道案内が信用できなくなったらしい。「あなたダメ。わかってないでしょ。もういいから」彼女を放り出すわけにも行...道案内

  • 携帯電話の便利

    朝のウォーキングで、いつもより距離を伸ばしすぎた。帰宅が7時を大きく過ぎてしまう。夫が起きてくるのが7時だから、サンドイッチが冷蔵庫の野菜室に入っていることを伝えなくてはならない。携帯電話から自宅の電話にかけようとして「待てよ」と思う。ウォーキング中の家人から電話、というのは何か良くない知らせだと思わせてしまうのではないか。転んで怪我をしたとか、腹痛に襲われて動けなくなったとか……一瞬でも不吉な予感を相手に与えるのは嫌だなあと考える。でも、サンドイッチの存在を伝えないと夫は何か別の物を食べてしまうから、それは困る。消費期限ギリギリのサンドイッチを食べてもらわないと。メモを残しておけば良かったと悔やむが、後の祭り。迷ったあげく、結局電話をして目的を達した。ああ、携帯電話って便利だなあ。いざというときの連絡手...携帯電話の便利

  • 〇〇まめ

    クルマで20分ほどの霊園に、わが家の(正確には夫の家の)お墓があり、今日は2ヶ月ぶりのお墓掃除。その霊園に行く途中の道路から川を隔てたところに保育園があって、フェンスには園名の書かれたパネルが貼り付けられている。車窓越しにいつも何気なく目にしているのだが、今日はその保育園の名前が気になった。「まめ保育園」と書かれているのが見えたからだ。「まめ」?なに豆だろう。私がとっさに思いついたのは「くろまめ」。でも「くろまめ保育園」はないよなあと自ら却下。運転席の夫は「”えだまめ”じゃない?」あ、えだまめ保育園はちょっといいかも。正解は「そらまめ保育園」だった。なるほど「そらまめ」なら納得です。〇〇まめ

  • もめてくれるな……

    私が所属している音訳のサークルは、40名たらずの小さなグループではあるが、会費を集めて活動している以上、毎年この時期に総会が開かれる。先日のミーティングで役員さんから総会のお知らせがあり「出席できない方は委任状の提出をお願いします」という呼びかけがあった。例年、会場に集まるのは半数くらいで、残りの人たちは委任状を提出する。ミーティングの席で何枚か委任状が集まった。そこで何気なく発せられたAさんの言葉がちょっとした波紋を。「日頃はあまり活動できていないので、総会くらいは出席して貢献しないとね」自分の思いを口にしただけの悪気のない発言だと私は思ったのだが、カチンと来た人がいたのである。Bさん曰く、「私は委任状を出したけど、サボるわけじゃないの。用事があって欠席するんです!」「あっ」という表情をするAさん。「ご...もめてくれるな……

  • お団子屋のおばあさん

    早朝6時半に開店するお団子屋がある。朝のウォーキングの途中に店の前を通ることがあるので、時々磯辺だんごやみたらし団子を買って帰る。店には何人か働いているのだが、あるとき相当年齢の高そうなおばあさんが応対してくれたことがあった。「磯辺2本とみたらし2本ね」と言いつつ電卓で計算する。ところが、なかなか代金が決まらない。何度も何度も電卓をたたくのだが、その都度合計金額が違ってしまうらしいのだ。電卓の意味ないなあと心の中でつぶやく私。「480円ですよね」と助け船を出すが、おばあさんはかたくなに電卓にこだわって入力の失敗を繰り返している。ショーケースの背後の厨房で作業をしていたおじさんがついに見かねて「480円!」とキッパリ宣言してくれたので、ようやくお金を払ってお団子を受け取ることができたのだった。その後もたまに...お団子屋のおばあさん

  • キュウリのサンドイッチ

    私がサンドイッチを作ろうと思い立つタイミングは、キュウリのサンドイッチが食べたくなったときである。キュウリのサンドイッチが食べたくなるのはどんな時かというと、ちょっと古いイギリスのミステリドラマを観たとき。たとえばクリスティのミス・マープルシリーズである。必ずといってよいほどアフタヌーン・ティーの場面が出てきて、人々はティーポットで淹れた紅茶を飲み、手作りのスコーン、サーモンペーストやキュウリをはさんだサンドイッチなどをつまむのである。私の場合はティーバッグの紅茶だし、キュウリのサンドイッチは本場のものとは違うかもしれないけれど、それでも小さな幸せを感じるひとときなのです。薄切りにしたキュウリと薄焼き卵を挟むキュウリのサンドイッチ

  • 知覚過敏

    右下の歯が一本しみる。ブリッジをかぶせてある歯なので、中に虫歯ができているとすると大ごとだ。歯医者さんでレントゲンを撮ってもらった。中に虫歯はできていないので、おそらく知覚過敏でしょうとのこと。周辺の歯茎に薬を塗布してもらい帰宅した。5日たつけど薬は余り効いていないみたい。熱い飲み物を飲むと相変わらず少しだけしみる。改善しなければ再受診をするよう言われてはいるが、どうしたものか。うっとうしいには違いないけれど、我慢できない程ではない。程度がひどくなっていく様子もない。このまま「知覚過敏症」と共存していくというのはどうだろう?知覚過敏

  • 長い列

    最寄り駅のショッピングモール内にある洋菓子店に、ものすごい行列が出来ていた。最後尾にはプラカードを持つ係員が立っている。日頃は決して見ることのない光景だ。何事だろうと思い、列の先頭まで歩いてみた。どうやら「イチゴのショートケーキ」が半額になっているらしい。いつもは1ピース600円近くするケーキである。なるほど、と納得。ショーケースの中は、イチゴのケーキで埋まっていた。行列の理由が分ると同時に、一抹の不安が頭をよぎる。2年ほど前、近所にあったとても美味しいパティスリーが閉店したときもその何ヶ月か前、半額セールをやっていたことを思い出したからだ。あのときもお店の前に長い長い行列が出来ていた。そして、その数ヶ月後閉店してしまったのだ。私はけっこうひいきにしていた。立地がイマイチだったのは事実。でも、味はとっても...長い列

  • 段ボール猫

    うちのドーラ(猫)は、段ボール箱の中に入っていることが多い。猫は狭い場所が好きだから、サイズがぴったりのこの箱が居心地の良い場所なのかもしれない。とはいえ、フタのついていない箱は隠れ家とは言えないし、置いてある場所も、人が通る動線の途中だ。まるで「私を拾ってください」と言わんばかりの、中途半端な場所に置かれた段ボール箱。飼い主としては「他にもっといい場所があるでしょうに」と思わずにはいられないのだが……段ボール猫

  • 食パンの賞味期限

    全国に展開している有名パン屋さん、最寄り駅のショッピングモールにも入っている。安定した美味しさなのでよく購入する。ただ、午前中に行くと賞味期限が"翌日"という食パンが並んでいることが多い。これはたぶん前日に焼いた食パンだからなのだろう。その日の朝に焼いたものなら賞味期限は2日後になるはずだから。前日売れ残った食パンとはいえ賞味期限内なのだから、それを廃棄するなんてことは、できないはず。そして、それはそれでいいのだけれど……。できればパン屋さんに並べられるパンは、すべて当日焼いたものであってほしい、とつい思ってしまうのは、お客のわがままかなあ。そんなことを考えつつ、私はそのパン屋さんへは午後3時過ぎに行くことにしているのだ。当日焼いたパンが欲しくて。********わが家のすぐ近くにも小さなパン屋さん(ブー...食パンの賞味期限

  • ポテトサラダ

    ポテトサラダ。じゃがいもの種類は男爵がいいのかと思っていたら「メイクィーンが好みだ」というエッセイを読んで試してみたり。「皮付きのまま丸ごとゆでるべし」と聞いて、確かにその方が美味しいに違いないと思って挑戦してみたり。「玉ねぎは塩をせず、水でさらしてシャキシャキのままがいい」という料理研究家のやり方をまねてみたり。「マヨネーズは少量にしてプレーンヨーグルトを加える」というレシピに飛びついてみたり。キュウリは入れないとか、ハムを入れるとか、いやベーコンがいいとか。作り手の数だけ作り方があり、自分の料理に自信のない私はフラフラしている。で、結局最近は面倒になってしまい、昔からの自分の作り方に戻ってしまったというわけ。①じゃがいもは皮をむき八つ切りくらいにしてゆでる。途中で人参を放り込む。②キュウリは塩水に入れ...ポテトサラダ

  • 健康保険証

    脳神経内科クリニックを今日は無事受診できた。とても混んでいて、医院内は何となくワサワサしていた。そのせいなのか、帰宅後まもなくクリニックからかかってきた電話は「保険証をお返しするのを忘れました」というもの。あら、気がつかなかった私も迂闊だったわね。先方はものすごく恐縮していて、すぐに速達で送るとのこと。そして驚いたことに、夕方には保険証入りの速達が届いた。同じ市内とはいえ、昼頃発送された郵便がその日の夕方に届くなんて近頃の郵便事情を考えたらなかなかすごいことだと思った。やるじゃん、郵便局。健康保険証

  • 臨時休診?

    睡眠時無呼吸症候群なので、毎月脳神経内科を受診する。午前8時半の診療開始に合わせて出向くと比較的待ち時間が少ないから、毎回8時15分には到着するよう頑張っている。このクリニックは木曜日も診療してくれるのだ。今朝は、私の前に女性がひとり。2番目なら上々だわと思いつつ待つ。が、いつもなら8時15分になるとドアが開き中へ入れてもらえるはずなのだが、今日は8時半になっても開かない。ふたり顔を見合わせて「どうしたんでしょうね」気づくと、私の後ろにはだれも並んでいないではないか。「えっ、臨時休診なの?」と急に不安になる。結局そういうことなのかと思いながら帰宅した。壁のカレンダーを見て気がつく。今日は祝日!木曜日だけど祝日。臨時休診?

  • 金沢旅行

    妹と二人で金沢へ出かけた。新幹線とホテルの手配を旅行会社に頼んで2泊3日の自由旅。初めての北陸なので、金沢市内の代表的な観光地を歩き回った(3月9日~11日)。金沢城、兼六園はもちろん、近江町市場、3つの茶屋街、武家屋敷跡、寺町寺院群。タクシーを頼んでライトアップされた市内めぐりも……。卯辰山から見下ろした金沢城は美しかった。賛否両論あるらしい21世紀美術館にまで行きました。雪吊りはまだ外されておらず、街のありとあらゆる場所のどんな小さな樹木にも「雪囲い」が施されていた。何だか可笑しかった。ここにはいらないでしょう、と思われるような所にも可愛い雪囲い。そして、旅の2日目には雪吊りが外される現場も目撃。外すのも大変な作業になるとのこと。滞在した3日間は晴天続き。実にラッキーだった。評判の「石川県立図書館」が...金沢旅行

  • ウォーキングの効果は?

    昨年9月の血液検査でLDL値が相当高いことが分かった。運動と食事で下げられるものなら頑張ろうと思い、私のウォーキング生活が始まった。まもなく半年になる。先月の検査では数値がかなり下がっていたので、たしかに成果はあったのだろう。ただし、まだ基準値からは外れている。果たして、このまま続けていけばさらに数値は下がっていくものなのだろうか。次の段階へ進むためには、もっと食事に気をつける必要があるかも知れない。最近は気が緩んでしまって、週に一度は肉を食べるし、揚げ物も時々食卓に登場するしねぇ。ウォーキングの効果は?

  • サピエ図書館に行ってみる

    音訳自体は2023年度中に終了していたのだが、校正がなかなか戻って来なかった。校正者の手が足りないこと、校正結果の判定に時間がかかること、この2つが理由だ。2024年秋になってようやく校正が戻ってきた。それも立て続けに2冊。勇んで訂正をし、点字図書館に返送する。ここまで終わって初めて肩の荷が完全に降りるのである。全国の点字図書館からデイジー版音訳データが集約される「サピエ図書館」のサイトへ行き、検索してみた。私の音訳したデータがアップされているのを確認。そう、確認するだけなんだけど嬉しい。サピエ図書館に行ってみる

  • 日の出前からウォーキング

    10月中旬から始めた毎朝のウォーキングは、今のところ続いている。午前6時に家を出ると決めているので、日の出時間が遅い今どきは、真っ暗な中を歩き出すことになる。歩いているうちに太陽が昇ってきて、いつのまにか明るくなるのだが、その「気づいたら明るくなっている」という時間の流れが好ましい。LDL値を下げたい、薬を飲みたくない。その一心で頑張っている。体重は3ヶ月で2キロ減った。これはちょっとしたオマケ。日の出前からウォーキング

  • 退会を決める

    今年いっぱいでテニススクールを退会することにした。クラスのメンバーが2人になってしまったことが大きな原因ではあるけれど、それだけなら解決策はある。二人そろって人数の多い別の「ベテランクラス」に移ればいいだけのことだ。やはり、体力の低下が一番の理由だと自分で思う。カラダの元気を保つために続けていたテニスだけれど、テニスをした日はくたびれ果てて何もする気になれないとなると、目的を見失っているとしか言えないものねぇ。LDL値を下げるために始めたウォーキング。今後はこちらに期待しましょう。退会を決める

  • LDL値が高すぎる

    睡眠時無呼吸症候群の治療でCPAPを使っているので、睡眠の状態をチェックするため、月に1度脳神経内科を受診する。9月の半ば頃、医師から血液検査を勧められた。というのは、私がまともに健康診断を受けていないことが発覚したからである。せめて血液を調べてみましょう、とうことになったのだ。LDLの値が高いというのは、数年前に別の病院で受けた血液検査でわかっていた。でも、基準値から少し外れる程度だったので、当時の医師とのやりとりは「まあ様子をみましょう」で終わった。しかし、今回の数値はかなりの危険域に突入してしまっているらしい。下げる薬が必要なくらい。で、3ヶ月の猶予をもらい、その間食事に気をつけ運動をして、自力でLDLを下げるようがんばることになったのだった。ウォーキングを始めた、毎朝50分くらい。食事メニューから...LDL値が高すぎる

  • 耳鳴り

    深夜、ひとりでテレビを見ていた。突然、右の耳に「キーン」という音が聞こえていることに気がついた。これは耳鳴りか?ついに私の耳は不具合を起こし始めたのだろうか。耳鳴りって治療できる病気なの?原因は何。加齢のせいだとすると、これから死ぬまでつき合っていかなければならないのだろうか。そうだ……そろそろ潮時だとは思っていたけれど、本当にもう音訳はできなくなるかも知れないね。音訳どころか、放っておいたら耳が聞こえなくなる?それは困るなあ。などと、さまざまに思いが巡っていく。*******だが、耳鳴りではなかったのである。台所の冷蔵庫の扉がほんの1センチほど開いていたため警告音が鳴り続けていたにすぎないのだということが翌朝分った。狭い家ではあるけれど、台所の微かな音が居間で聞こえるって、むしろ私の聴力はけっこう高いの...耳鳴り

  • 衆議院議員選挙の公報を音訳

    衆議院議員選挙の「選挙公報」の音訳が終わった。小選挙区と比例区を合わせて8時間以上の分量になるから6人の音訳者で分担した。読む順番や漢字の読み方などを指定通り誤りなく読むのは当然だが、きついのはスケジュールがタイトなこと。15日の公示日の夕方までに候補者は原稿を提出することになっているが、その翌日の16日中には音訳版を完成させなくてはならない。もちろん、届いた原稿からどんどん録音をしていくのだが、締め切り日の17時ぎりぎりに出してくる候補者もいるから気が気ではないのである。この数日間は、文字通り寝食を後回しにして音訳にかかり切りだった。つい垂れ流す愚痴や弱音。聞かされる夫もお疲れさまでした。衆議院議員選挙の公報を音訳

  • 野菜

    夫がテニスコートから帰宅。テニスのお仲間からいただいたというたくさんの野菜をテーブルの上に広げた。大量のミニトマトと大量のシシトウ、直径5センチはある巨大キュウリ、風船のように膨らんだナス。趣味で野菜作りをしているAさんは、収穫した野菜をテニスコートへ運んできては、メンバーに配ってくれるらしい。いずれも生半可な量ではない。ありがたいと思う前に「えーっ……」と絶句し、一瞬「参ったなあ」と思ってしまう私は、薄情者である。日頃から、冷蔵庫の中をできる限りスカスカにしておきたいと考えているので、計画外にやってくる大量の野菜は、はっきり言って困りものなのだ。追い立てられるように消費せざるを得ない。ミニトマトはゴーヤカレーにぶち込む。巨大キュウリは豚肉と一緒に炒めてカサを減らす。大量のシシトウはくたくたに煮て佃煮に。...野菜

  • 先細りはわかっていたけど……

    テニスの「ベテランクラス」(65歳以上限定)に移ってから2年が過ぎた。私が移った当時は、男性3人、女性が私を入れて3人という構成だったのだが、体調をくずしたり、予定が合わなくなったりするメンバーが続き、今は男性2人と私、の計3人でレッスンを受けている。だが、7月から男性のひとりが退会すると聞いた。何と!このクラス、たった2人になってしまうじゃないの。ひとり休んだら、即マンツーマンレッスンだ。うかつに休めないし、休んでほしくないという事態になった。困る~新しい人が来ないかなあ。でも、60代、70代でも、レギュラークラスで若い人たちと一緒に走り回っているメンバーが多いという現実。ベテランクラスに明日はないのでしょうか。先細りはわかっていたけど……

  • パソコンを修理に出す

    2020年に購入したパソコンのUSB差込口のひとつが、ずっと故障している。3か所のうちのひとつだけだから、まあ不自由なく使ってはいるが、5年間の保証期間内に直してもらおうと思い、買ったお店に出かけて行った。だが、USBメモリ差込口の故障は部品扱いになるため、保障の対象外になるということが分かった。見積もりを出してもらって、その金額次第かなあ。というわけで、古い方のパソコンを復活させてだましだまし使っている。4月5月は録音の予定がないので、何とかしのごう。パソコンを修理に出す

  • 鉄道探偵(京王線)

    今年最初の謎解きへ出かけた。京王線を途中下車しながら手がかりを集め、ラストの駅までたどりつくことができれば成功である。笹塚からスタートし、合計8個の駅に降り立った。最後は高尾のちょっと手前まで行くことになったからびっくりだ。京王線の車両はきれいだし、本数は沢山あるし、平日だったから空いていたし、快適な道中だった。帰りは特急で一気に戻る。妹と一緒に楽しい1日を過ごしました。鉄道探偵(京王線)

  • インターネットの不安定

    締め切りのある音訳。自分の分担を仕上げて校正に出そうとしたらデータファイルをアップロードすることができない。「ギガファイル便」がだめなので「データ便」でやってみたが、結果は同じ。わー困った。データをUSBメモリに入れて郵送するしかないかしらと諦めかけた深夜、何とかアップロードできたので大急ぎで送信した。全く繋がらないのではなく、不安定なのだろう。昨日の音訳関係のミーティングはZOOMだったのだが、途中で何度も切断した。これもわが家のインターネット状況に問題があったからに違いない。********契約している会社に問い合わせて原因がわかった。どうやら私の住む地域で電柱の工事をやっていたらしい。あちこちで通信の不安定さが苦情として上がってきていたとのこと。工事は今日までなので、明日には回復すると言われた。原因...インターネットの不安定

  • 今年の心がけーーー無理はしない

    昨年の秋に一過性全健忘が再発した。「ほとんど再発することはありません」という10年前の医師の言葉に安心していたが、8パーセントという僅かな再発率に引っかかってしまったのね。特に過酷な生活を送っているわけではないのに、私の柔な”脳"は、いくつかの同時進行仕事に耐えられなかったのかもしれない。今年は、できる限りストレスのかからない暮らしをしていきたい。やれそうだからといって、何でもかんでも引き受けるのはダメ。目立たぬようにひっそりと活動しましょう。断れない性分だから頼まれそうな場所には近づかないこと。一番大切なことは、トラブルや失敗があったとしても、くよくよしないことなんだけど、それがけっこう難しい。今年の心がけーーー無理はしない

  • cpap装着

    11月の半ば頃から、眠るとき「CPAP」という機械を装着している。チューブのついたシリコン製のマスクで鼻を覆い、そのチューブを通して空気を送り込むという「睡眠時無呼吸症候群」の治療のためだ。詳しい検査の結果、私は立派な「無呼吸症候群」であることが判明したのである。眠っている間に気動が塞がって呼吸ができなくなるのを防ぐのが目的。送り込まれた空気の圧によって気道を広げ呼吸できるようにするのだそう。一ヶ月続けてだいぶ慣れたけれど、治る病気ではないので治療する意思がある間は使い続けなくてはならないというのが、あ~ぁという感じです。cpap装着

  • 睡眠時無呼吸症候群

    医師から脳波を調べると聞いたとき、ふと思いついて「私、いびきがすごいらしくて、しかも時々呼吸が止まるんだそうです。脳に関係ありますか」と尋ねてみた。睡眠時無呼吸症候群という病気が疑われるとのことで「そっちの検査もしておきますか」ということになった。で、クリニックを通して申し込んだ医療機器の会社から、昨日検査キットが送られてきた。測定器械をベルトで頭に装着し、鼻にカニューレを突っ込み指にはセンサーをつけ、何だか重装備。これで眠れるのかと思ったけれど、22時から翌朝6時までばっちり八時間睡眠だった。結果が出るのは2週間後くらいらしい。睡眠時無呼吸症候群

  • けっきょく……

    脳波に異常は認められず、特別な病気が原因の健忘ではないことがわかって、まあホットはしたのだけれど。そもそも「一過性全健忘」って原因もわからないし、治療法も特にないという。24時間以内に回復して、ほとんど再発もしないらしいから「まあ様子を見ましょう」ということで終わるのが常のことだ。でも、今回私は2度目なのだ。再発率8パーセントの中に入ってしまった。お医者さんは、慰めのつもりなのか「3度目がないといいですね」とやさしく言ってくれた。残念ながら慰めにはなっていません。けっきょく……

  • 空白の2時間

    「一過性全健忘」だったと私は思っている。翌日受診した脳神経内科の医師からはまだ診断名を聞いていないんだけどね。CTの結果は異常なし。今回は「念のため脳波も調べましょう」ということになり、その予定が来週だから、まだ結論は出ていないということである。さて、その日の記憶が全く欠落しているのは事実なのだが、電車に乗っていたとか、勉強会に参加していたとか、その時々の名目はほとんどわかっている。覚えていないだけ。ここに謎がひとつ残っている。勉強会の会場は自宅から1時間半の場所。10時に始まった勉強会の終了は12時だから、スーパーに寄ったとしても14時には帰宅できたはず。ところが、夫によると私が帰ってきたのは16時だったというではないか。2時間の空白!私はどこでどうしていたのだろう。空白の2時間

  • ひとまず終わった!

    県の点字図書館から預かった本の音訳が終了した。今回は、録音だけで何と2ヶ月もかかってしまった。下調べと打ち合わせも入れたら4ヶ月近くにもなる。歴史を扱う本は、とにかく引用が多いから、ほとんど全ての頁に注がくっついてくる。小説と違って、調べることが桁違いに多いのだ。その”注”を本文の中に読み入れながら進めるので、いわば、たえずつんのめりながら歩いているみたいなものである。当然、録音はスムーズには進まない。上手な読み手なら、もちろんそんなことにはならないはずだけれど、私は「上手の域」には到底届かないから。ともあれ、データと調査資料一式を図書館に発送した。校正にはけっこう時間がかかると思うので、しばらくはこの本のことを忘れていられる。ひとまず終わった!

  • 一過性全健忘の再発

    参ったなあ。よりによって音訳の勉強会の日に「一過性全健忘」の再発である。発症した時間帯は勉強会のノートを見て、推測できた。実習中に書いていたノートのメモがパタリと途切れているのである。その瞬間を中心にして、前後数時間の記憶がなくなってしまうのがこの病気の特徴。発症した途端に、記憶することができなくなるから勉強会のときの私は「何か変」だったはずだ。同席していた人たちに確かめるのが怖い。不思議なのは、発症の前にまで遡って記憶が消えてしまうこと。何を着て行ったのか、どういうルートで勉強会の会場まで行ったのか、まったく覚えていない。もちろん、勉強会の内容も帰宅の途中で夕食の買い物をしたことも、帰宅して夫を質問攻めにしたことも……ぜーんぜん覚えていない。夫はそんな私の状態が2度目だったから「とにかく寝なさい」と私に...一過性全健忘の再発

  • 「頑張りすぎないで」

    地元の音訳グループで、今年から役員を務めている。音訳活動が円滑に進むための「お世話役」である。図書館からの依頼図書音訳のコーディネート、新しい会員の勉強会セッティング、活動日の出欠を把握して事務連絡に漏れがないようにすること……その他雑用諸々。今はコロナ対策のひとつとして、メンバーを2つのグループに分け、午前と午後の2部制で活動しているから、私は両方のグループに参加している。自分では苦にしていなかったのだが、先輩会員のYさんが心配のあまり忠告してくれた。「一人で頑張りすぎないで。仕事を他の人に頼むのも必要よ。協力を頼まれた方も嬉しいんだから」ああ、そうなんだ……と納得。バタバタと忙しがっているようにみえる私の姿は、ちょっと鬱陶しかったかも知れないね。少しくらい抜けたってかまわない。ゆったり仕事をする技を身...「頑張りすぎないで」

  • お取り寄せ

    今に始まったことではないけれど「お取り寄せ」というシステムが便利だ。私の気に入りのいちばんは「博多やまやのできたてめんたい」。注文を受けてから漬け込むので、届くまでに2週間以上かかる。途中一度も冷凍しないから鮮度抜群、食感もすばらしいまま。ただし、賞味期間は8日間ほど。この間に大急ぎで使い尽くすのだ。そのまま食べたらもちろん美味しい。あと、明太子パスタ・タラモサラダ・明太子ディップ。この3つは必ず作る。もうひとつ、最近私の視界に入ってきたのは「雲仙キノコ本舗の養々麺」だ。簡単に言えば、温かい素麺ってことなんだけど、出汁の旨さが押しつけがましくない優しさで、麺にはほどよいコシ、トッピングのエノキダケがこれまた良いお味。クセになりそう。そして、インスタント麺であるというところが何とも奥ゆかしいなあと思う。丼に...お取り寄せ

  • 治っちゃった

    処方された薬を2週間きっちり飲んだのに、喉の調子が悪いままなので再度受診した。「治りませんか~。炎症にはあの薬がいちばん効くんですけどね…」と医師。首を傾げながら同じ薬を今度は1ヶ月分も処方してくれた。1ヶ月分には驚いたが、たぶん飲み続けても大丈夫な薬なのだろう。そして3日。いつのまにか自分の声が戻ってきた。ダメ押しのつもりでさらに4日間、薬を飲んだ。もう大丈夫だ。たぶん、先生の見立て通り2週間あたりで完治するものだったんだろうな。私は焦って再受診しちゃったけど、あのまま放っておいても治ったに違いない。一瞬でも"藪医者"扱いしてしまってごめんなさい、先生。治っちゃった

  • 喉をやられて

    久しぶりに取り組んでいる「図書の音訳」作業が頓挫している。何年かに1回襲われる”喉の不具合”のせいだ。いつもは、処方してもらった抗ヒスタミン剤を2週間ほど飲めばきれいに治るのだが、今回は長引いている。年齢のせいか、免疫力の衰えのせいか。日常生活には支障がほとんどないんだけど、音訳を始めるとだめ。声が引っかかり、喉がガラガラして続けられなくなってしまうのだ。早く進めて仕上げたいのに、何もできずに日にちばかりが過ぎていく。喉をやられて

  • 350人の名前

    久しぶりに県センターから持ち帰った本の音訳を始めている。作家と大学教授との対談。日本の国がアジア・太平洋戦争を始めざるを得なかった理由、負け戦をなぜやめられなかったのかという理由、それを膨大な資料を使いながら紐解いていく。専門的すぎる本ではないけど、著者のふたりはものすごく細かいところを突っつき回しながら話を進めていくから、果てしなく深い穴を掘っているような気分になる。そして、さらに頭を抱えたのが、音訳には欠かせない固有名詞の調査である。350人近い人物の正しい名前を一覧表にしなくてはならなかった。広辞苑とウィキペディアが大活躍してくれたとはいえ、やっぱり大変な作業だった。図書館との打ち合わせを済ませ、ようやく録音作業に入ります。350人の名前

  • 行楽のお弁当

    連休中のある一日、娘一家に誘われて夫は近所のアスレチックパークへ同行した。ふたりの孫、タロウとニコタに会う機会を逃さない夫である。一日がかりのピクニックだから、お弁当を持って行く。作るのは私。いつも同じメニューで気が引けるのだが、タロウもニコタも「おばあちゃんのお弁当」を、まあ気に入っているらしいので頑張って作る。鶏のから揚げ・グリーンアスパラガスのベーコン巻・卵焼き・人参のサラダ・杏の天ぷら。それに、ブロッコリ、ミニトマト、ゆでとうもろこしなどですき間を埋める。今回はタロウの友だちも一緒なので、けっこうな量を作った。きれいに食べてくれるので、嬉しい。実は私、料理苦手だし、あまり好きじゃないんだけどね。それでも、レパートリーを増やしたいなあと思ったりしている。行楽のお弁当

  • 腱鞘炎の日帰り手術

    覚え書きとして書いておく。*********2013年6月24日、「手外来」のある病院で、右手中指の腱を切る手術を受けた。2012年の7月、地元の整形外科でステロイド注射を打ってもらい一旦は楽になったのだが、やはり1年は持たなかったのである。6月26日、術後の受診。消毒のやり方を教わる。「包帯を巻いた上からゴム手袋をはめ、家事をする。すごく不自由だが、仕方が無い」7月3日、抜糸。「まだ腫れているし痛みもある」でも、当時の日記によると、11日にはテニスを再開しているから、ちょっとびっくり。中指はまだまだ腫れているし、切開した傷の痛みもあったようなんだけど。テニス、要約筆記の派遣など、手を使う活動をけっこうやっているということは、どんどん良くなっていったのだろう。そして7月28日の日記では「台ふきんを堅く絞れ...腱鞘炎の日帰り手術

  • 雑誌の音訳

    5月いっぱいで、ある有名週刊誌が休刊となる。業界だけでなく日本中に衝撃が走ったのではないだろうか。時代の流れとはいえ歴史ある活字媒体がまたひとつ姿を消すのである。私にとっても小さなショックだった。この週刊誌をまるごと音訳する活動に参加していたからだ。毎週14、5名がチームを組み、発売後の4日間で広告以外の全てを音訳・校正・編集・CD化する。当番が回ってくるのは月に一度くらいだったけれど、時間と競争しながら仕上げる緊張感と、データを無事送り終えたときの達成感は毎回なかなかのものだった。先週が私の最後の当番週でした。雑誌の音訳

  • ベテランクラス!

    1年前、通っているテニススクールに「ベテランクラス」なるものができた。入れるのは65歳以上の会員のみ。要するに若いメンバーと一緒にレッスンするのがきつくなってきたシニアたちのために専用のクラスが作られたのである。前々から「そろそろテニスも卒業かなあ」と思っていた私にとっては朗報である。このベテランクラスでなら、もう少しテニス寿命が延びるかも、というわけで、さっさと移動した。そして一年がたったところ。のんびりペース、ゲーム練習多め、時間は普通クラスより15分短い。もう私にぴったりである。生きのいいビジターメンバーに引っ掻き回されることもないから、ぬるま湯を通り越してもはやお花畑状態である。ただ、ネーミングがちょっとね。ベテランクラスって何か変だ。潔くシニアクラスって言えばいいじゃない、と思うのですが。ベテランクラス!

  • 歯科検診

    以前から、わずかにぐらついていた左下の奥歯がいよいよ危なくなってきたらしい。生来根っこの短い歯で、長年の酷使からダメになるのは時間の問題だった。抜けたままにしておくわけにはいかないが、一番奥の歯なのでブリッジは無理。やはりインプラントの選択になるとのこと。4ヶ月ごとの定期健診で様子を見ながら判断する。歯科検診

  • 浅草花やしき

    妹と一緒に、浅草花やしきの謎解きに出かけた。仲見世通りをまっすぐ歩き、浅草寺の手前を左へ曲がると花やしきである。初めて入る下町の遊園地だ。平日の一番乗りだから、園内はがらんとしている。狭い敷地に乗り物がぎっしりである。だが、私たちはアトラクションには目もくれず、謎を解きながらひたすら園内を歩き回る。テーブル付きの椅子があちこちに設置されていて、大助かりだった。トントンと進んだけど、やっぱり最後の謎には大いに悩む。「絶対こんなに素直な回答じゃない」とわかっていたからヒントを見ながら粘りに粘ってついに正解にたどり着いた。ヤッホー。気がつけば、遊園地はけっこうな賑わいになっていた。家族連れがたくさん、修学旅行らしき高校生たちも楽しそうだった。******仲見世通りは外国人でいっぱいだったなあ。浅草花やしき

  • ギリギリセーフ

    修理に出していたパソコンがやっと戻った。来週の雑誌の音訳にギリギリ間に合ったのはラッキー。今週の市の広報には間に合わず、古いパソコンを使って何とか録音した。動作が緩慢で、打てば響くというわけにはいかず、すごく気を遣いながら作業をした。とはいえ、この古いPCのおかげでピンチを切り抜けることができたのだから文句は言わない。むしろ感謝である。来週あたりから始まる県議選の選挙公報の録音に支障が出なくて本当に良かった。ギリギリセーフ

  • 3年目のパソコン故障

    使い方がそれほど激しいとは思わないのだが、3年目のパソコンが故障した。CDを認識しないので再起動したら、起動にトラブル発生。なんてこった。広報の当番も週刊誌の当番も、ちょうど終わったばかりであったのがせめてものこと。修理に出したが、1か月以上はかかる感触だ。次に当番が回ってくるのも1ヶ月後だから、ぎりぎり間に合うかどうかの瀬戸際である。古いパソコンを引っ張り出して何とか録音できるように頑張ってみるか、あるいは点字図書館のスタジオで録音する覚悟を決めるか。参ったなあ。3年目のパソコン故障

  • 便座復旧

    ウォシュレット入荷の連絡は意外に早かった。先月の業者さんの話では「うちからメーカーに注文を出しても1ヶ月はリアクションなしで、注文が通ってからさらに1ヶ月かかります」それほど品薄なのだということだった。私たちも諦めて、冬になる前に直ればいい、ぐらいに思っていたから、10月中にウォシュレットを使えるようになったのは嬉しい誤算だった。まあ、業者さんの方も相当予防線を分厚く張っていたのだろうけど。便座復旧

  • 夫、ついにスマホ

    夫が使っているのは、いわゆる「ガラホ」という携帯電話。操作性はガラケーのままで、スマホの機能が使えるというもの。特にLINEを重宝に活用していた。先日(10月16日)LINEの具合がおかしくなり、半ばパニックになった夫。ついにスマートフォン購入を決意したのだった。auの店に出向き、途中私まで呼び出され、4時間近くかかって手続きを完了した。何しろ、なんにも分らない老年夫婦が相手だから担当者も大変だったことだろう。夫はスマホ特訓中である。夫、ついにスマホ

  • 掛川へ

    この記事は、覚え書きとして作っておく。母と妹と私の三人で、母方祖母の故郷である掛川へ出かけた日がいつだったか思い出せずにいた。確か夏だったと思うんだけど……。意を決して過去の手帳を何年も遡った。そして、ついに発見したのでここに記録しておく。2004年7月10日から一泊。御前崎のホテルに泊まっていた。掛川城の天守閣に登ったこと、御前崎の灯台に上がったことを覚えている。この頃の私は、まだ消費生活センターに勤めていた。母は何とか元気だったから、妹も交えて3人で国内外のあちこちを旅行したなあ。この年の11月には、同じメンバーで奥入瀬へも行っている。掛川へ

  • 植木屋さん終了

    約2日半の作業が終わり、庭がすっきりとした。葉が茂りすぎてジャングルの一歩手前だったから、まあ良かったんだけど、今回は作業に入るまでの日程が二転三転して、相当振り回されたぞ。最初は8月下旬の予定だったのだが、植木屋さんの都合でキャンセルに。9月下旬に延期したが、台風でダメ。焦った植木屋さん、週末に何とか都合をつけますと言っていたけど、職人さん集まらないよね。けっきょく9月29日からやっと取りかかれたというわけ。その間職人さんたちへのお菓子や飲み物の準備をしては無駄になるという繰り返しで、とんだ散財でした。植木屋さん終了

  • マウスが故障

    コードレスのマウスが反応しなくなった。富士通のサポートセンターに問い合わせたら(電話がつながるまで30分待ったよ~)、テクニカルセンターへ回され、さらに修理センターへかけ直してくれと言われ、結局故障だということがわかった。対応策はふたつ。本体ごと預けて修理をしてもらうか、新しいマウスを送ってもらうかのどちらか。音訳に使っているパソコンだから、おいそれと手元から放すわけにはいかない。マウスを送ってもらい、自分で設定することにした。設定自体は簡単だが、メーカーが動作保証をすることができないので、万一上手くいかなかった場合は、最初に戻ってパソコンごと修理に出さなくてはならないとのこと。マウスが届くまでの3、4日は慣れないタッチパッドを使った。少し上手になった。届いたマウスは無事接続できました。マウスが故障

  • 便座が故障

    TOTOだから「ウォシュレット」でいいのかな。13年目にしてついに故障。修理の人がすぐに来てくれたけれど、新しい製品はすぐには入らないとのこと。2ヶ月待ちですと。わが家は13年前まで和式トイレを使っていたから、今さら便座が温まらなくても、おしりが洗えなくても、どうってことはないんだけれど、それはどうやら私だけだったらしい。夫は「おしりが洗えないと、便通に影響が……」とわずかにパニクっている。電源を外せばトイレとしては普通に使えるのだから、しばらく我慢するしかないわよね。便座が故障

  • パソコンを新調する

    下読みと下調べ、さらにセンターとの打ち合わせも終わり、さあ読み始めるぞ、と録音準備を始めた。ところが、デジタル録音ソフトがびくともしない。パソコンがマイクを認識しないのだ。どうやら、マイクをつないだオーディオプロセッサーのUSB端子接続部がPC側で故障してしまったらしい。2週間前、試し録音をした時は何の問題もなかったのに…パソコンって突然こうなるのか?マイクとつなげられる端子はこれひとつしかないので、もう立往生である。仕方がない、この図書はDR-1で録音しようという考えが一瞬頭をよぎった。だが、やっぱりだめだ。300ページ近い長丁場の録音をDR-1でやり切る自信が今の私にはない。パソコンの使い勝手が頼りなのだ。家電屋さんに向かった。**************修理には5万円以上かかりそうだと聞き、パソコンを新し...パソコンを新調する

  • 「放課後の手紙と消えた彼女」完結!

    延び延びになっていた外房線の謎解きアナザーストーリーへ出かけた。日中は汗ばむほどの外出日和。いったん安房鴨川まで直行し、謎を解きつつ途中下車しながら外房線を逆方向へ戻っていく。指示文を深読みしすぎて、とんでもない場所まで行ってしまったりもしたけれど、それも楽しい。安房鴨川の美しい海と空「放課後の手紙と消えた彼女」完結!

  • グラフの数字 ---- 覚え書き

    センターから持ち帰った図書の音訳準備をしている。まずはひと通り読んで、注意すべき部分を"下調べノート"に書き出していく。苦手な図が出てきた。「積み上げ棒グラフ」だ。具体的な数値が書かれていないので各年の合計の概数を読み上げるしかない。1ミリ幅を約5兆ドルとして自分で計算する。次に、それぞれの内訳も概数で説明しなくては。ここで問題発生。内訳の概数を足し算した結果が、最初に計算した合計額とは微妙にずれていることに気がついたのだ。全部が概数なんだから当たり前といえば当たり前。内訳の数字を先に計算してから足し算すればよかったんだ~。二度手間!*********グラフの利点は数字の推移がひとめで分かることなのだが、視覚障害者はそういうわけにはいかない。読み上げられた数字や、推移の傾向についての説明を耳で聞いて理解しなくて...グラフの数字----覚え書き

  • 気がつく人

    スーパーマーケットのレジで支払いをしていた。その私の背後を高齢の女性がショッピングカートを押して通過して行く。え、どこへ?その女性は私の次の番に並んでいたはずなのだが。やがて空身で戻って来たので事情が分かった。レジの自分の番が来る前に、とりあえずカートだけを所定の位置に戻しておこうと考えたのだろう。支払いを済ませ、その場を離れようとした私の耳にレジの女性の声が飛び込んできた。「お客さま、杖をお持ちではありませんでしたか」そう、その女性客は杖をカートに引っ掛けて運んで行き、そのまま戻ってきてしまったのだ。レジ係さんは素早く動いた。回収した杖をお客に手渡す。何と気のつくレジ担当者なんだろうとひたすら感心した。目の前の商品をレジに入力しながらも、次のお客の様子をしっかり視野におさめているという、まさにプロの技を目撃し...気がつく人

  • 「放課後の手紙と消えた彼女」第2章

    房総半島を外房線で巡りながらの謎解き。9月27日、また妹と一緒に出かけた。内房線に比べると、外房線の車窓からは意外にも海があまり見えない。やたらトンネルをくぐっていくのにも驚く。謎解きの現場も、海から遠い公園だったり、神社だったり。とはいえ、謎はよく作り込まれていておもしろかった。日曜日だったので、行く先々で同好の士に出会う。答えを教えたり教えられたりはしないけど、ヒントはもらってもいいよね、というゆる~い感じでいろんな人に助けてもらった。第2章クリア!**********いよいよ最後は「アナザーストーリー」だ。これはおまけみたいなものだから、謎解き自体は半日もかからないで終わると思うけど、スタートは何と安房鴨川駅。千葉からいったん安房鴨川まで行かなくてはならない。スタート地点に行くだけで2時間以上かかるよ~。...「放課後の手紙と消えた彼女」第2章

  • スマ ートフォン

    見かけは二つ折り携帯電話なんだけど、スマホの機能がちょっとだけ盛り込まれている、いわゆる「ガラホ」を使って早や3年。ついにLINEの配信が止まった。去年の夏ぐらいから予告はされていたのだ。私のガラホの機種ではいずれLINEサービスが停止になるってこと。だが手を打つことなく何となく先延ばしにしていたら、その日は突然やって来た。音訳もテニスも二胡も、今やLINEで連絡を取り合っているから本当にその日から支障をきたしてしまう。慌ててauの店に飛んでいき、スマホに機種変更した。ついに私も、画面をスウィープする人たちの仲間入りである。スマートフォン

  • 発表会終わる

    定員20名の小さなホールで行われたミニミニ発表会、無事終了。演奏者も観客も生徒だけという気楽な会だから、私も参加することができた。中国の難曲、大曲は出てこない。日本の歌曲、外国のスタンダードナンバー、中国の民謡…みんな無理をせず自分の好きな曲を選んで、のびのびと演奏した。そして、温かい共感の拍手。こういう二胡もいいなあ。私、もう少し続けていけるかもしれない。発表会終わる

  • うちのぬか床

    夏はやっぱりキュウリやナスのぬか漬けが美味しい。ちょっと前までは、同じぬか床を繰り返し使っていた。何年もかけて育てたぬか床。唐辛子、昆布、ゆずの皮なんかを入れたり出したり、糠と塩を少しずつ補充しながら育ててきた。だが、シーズンの終わりに塩蓋をして片付けてしまうと、翌年の夏にそのぬか床を再び良いコンディションに戻すのは、実はとても大変なのである。最近はもうめんどくさくなっちゃって……それで、今は「河村さんちの鉄粉ぬか床」というのを使っている。水を加えてひと混ぜしたらその日から美味しいぬか漬けが出来上がるという優れもの。ぬか床の年越しはさっさと諦め、毎年新しい「河村さんちのぬか床」を作り直すことにして、ストレスなしのぬか漬け生活を送っている。うちのぬか床

  • ニコタが立った

    娘の次男坊ニコタが、ついに2本の脚で立った。一歳の誕生日を2週間ほど過ぎていた。娘が送ってくれた動画を見る。しゃがんだ姿勢からどこにもつかまらずにグイっと立ち上がる様子はなかなかの見ものだ。立つと手を叩いて自画自賛。すぐにしゃがんで再び立ち上がり、また拍手。それを繰り返すのが可笑しくて何度も見ちゃった。ただ、移動手段はまだハイハイだし、そのスピードは"動物的な"速さだから、二足歩行が定着するのはもう少し先かな。************それでも、初めての靴は記念になる良いものを買いたいとのことで、日本橋の三越へ出かけるという。夫は財布係として参加。買い物のあとは、お約束の銀座老舗パーラーへ。ミキハウスの靴のお値段は推して知るべしだし、夫、かなりの出費か。ニコタが立った

  • 国勢調査

    5年前の調査で、インターネット回答システムなんてあったのかな。私が郵送にしたのは覚えているんだけど。今回はネット回答にする。超~かんたん!えっ、これだけ?と拍子抜けするほどだった。5分もかからない。年度によって設問内容に違いがあったり、時代に応じて取りやめにした質問があったりするのかもしれないね。何年か前までの調査では、住居の広さを聞かれてすごくめんどくさかったけど、今回その質問はなかったし。**********そうだ、なぜ超簡単だったのかが分かった。私たちが「少しも仕事をしなかった人」になったからだ。従業状態の記入はけっこう大変だったもの。国勢調査

  • 手探りの点訳勉強会

    新年度がスタートしてすでに半年が経過。この日ようやくセンターの第1回点訳勉強会が開かれた。ただし、やり方は例年通りとはいかない。回数を増やして参加人数を抑える。回を増やすといっても限界はあるから、予約・抽選方式で参加者を決めるのである。1回の人数の上限は20名だった。いつもは7,80名が詰め込まれてぎっしり状態の部屋だが、この日の出席者は距離を取ってポツンポツンと座っている。空間的に快適ではあるんだけど、普通じゃない感じは拭いきれない。回数が増えた分、講師の先生もセッティングする役員さんたちも大変だろうなあ。**************さて、帰りに音訳部へ寄って、新しく音訳する原本を選んだ。センターに所属している以上、少しは仕事しなくっちゃ。手探りの点訳勉強会

  • 謎解き「ちばたん外房編」スタート

    千葉県房総半島を巡る謎解き「ちばたん」の第3弾である。第1回は、佐原・成田・銚子を結んで内陸を走る総武本線。第2回は東京湾沿いに走る内房線で館山を目指した。そして、今回は太平洋だ。外房線を使ってどこまで行くのだろう。まずはプロローグ編ということで、千葉から東京方面に上っていく路線を探索した。京葉線は昔ほどではないけど、けっこう本数が少ないから電車待ちでかなり時間を費やす。そのくせ頻繁に乗ったり下りたりしなくてはならなかったから、なんだかんだで結局4時間以上かかってしまった。謎自体は簡単だったんだけどね。そしてゴールはやっぱり海でした!千葉県は海の県なのだ。さ!来週はいよいよ本格的な外房線の謎解きが始まる。謎解き「ちばたん外房編」スタート

  • アクリル板

    地元音訳サークルの活動は順調である。自宅で録音した音源をCFカードやUSBメモリに入れて持ってくるという方式にしてから、活動時間が大幅に短縮された。音源を聴き直して訂正するだけだからだ。そして訂正はまずないのである。みんな、完璧に仕上げてくるからね。当日録音するのは新人さんだけ。録音しながら先輩会員のチェックが入り、音訳の実習をしてもらっている感じだから、これはこれでいいのかも。今回から、声を出す人とPC操作をする人との間を隔てるアクリル板が導入された。安心感が増しました。(ネット画像)アクリル板

  • パン屋さんのスタンプ

    【夏の記録7】8月29日近所のパン屋さんで、買い物ごとにスタンプを1個押してもらう。10個集めて「ジャンボくまさん」をもらえるのが楽しみ。そして今日、ついに台紙が埋まったので景品の予約手続きをしてきた。ただ、ちょっとした誤算が。予約手続きの段階で初めてわかったんだけど「ジャンボくまさん」って、実はクマの形に焼いたジャンボなパンのことだったのね。私としたことが、とんだ早とちりである。てっきり"ジャンボなクマのヌイグルミ"がもらえるのだと勝手に思いこんでいたのだ。改めてポスターをよく読んだら書いてあった。「チョコクリーム入りの大きなクマさんのパン」*****************たしかにジャンボなパン。直径20センチはあるパン屋さんのスタンプ

  • 仏壇を処分する

    【夏の記録6】8月22日昨年亡くなった伯母(母の姉)の遺品の中に、小さな仏壇があった。母たちの実家に置かれていたもので、コンパクトな上置きタイプ。この仏壇は伯母が老人ホームに入居する際一緒に持っていき、亡くなるまで部屋に置かれていた。ホームを引き払うにあたっては、とりあえず私が引き取るしかなかった。うちには夫の家の仏壇があるので、並べて置くわけにもいかず物置に保管である。ずっと気にかかっていた。行き場のないこの仏壇、最終的にはどうなるんだろう。夫も私もいなくなった後、娘の手を煩わせるのは避けたい。私が何とかしなくては!自治体によっては、大型ゴミとして引き取ってくれるところもあるらしいが、ここは違う。分解して「燃やすゴミ」にすることも考えたが、果たしてそんなことしていいのだろうか。それに位牌はどうする?結局、仏壇...仏壇を処分する

  • ミニ発表会

    【夏の記録5】8月19日4月に開かれるはずだった二胡教室の発表会は中止となった。私が参加する予定にしていたアンサンブルも残念ながら解散。グループでの練習は楽しかったし、演奏の機会が失われたのはとても残念だった。だが、ここへきてミニコンサートの計画が浮上である。教室を主宰する楽器店が、生徒だけの小さな演奏会を提案してくれたのだ。コロナ対策をとった上での上限20名という小さな小さな発表会だけれど、またアンサンブルの人たちと一緒に演奏できるのが嬉しい。9月下旬。さすがに涼しくなっているだろう。ミニ発表会

  • 不登校?

    【夏の記録4】8月11日8月に入って、タロウは学校を休みがちになった。小学校に入学すること自体が大きな環境の変化だが、さらに新しい居場所として放課後の学童クラブにもなじまなければならない。6歳の子どもにとっては大きな負担であったのだろうか。娘によると、幸いにも本人の口から理由を聞くことができたという。「三年生の子から『死ねっ!』って言われた。もう学童には行きたくない」そうだったのかぁ、新米一年生は大変だ。苦手な上級生のいる学童に行きたくないがために学校も休むことになってしまったんだね。ただ、タロウひとりが標的になったというわけではなく、他にもその三年生とトラブルになったケースがいくつもあったらしい。保護者たちとクラブの先生方との間で話し合いが持たれ、何とか解決に至ったらしい。詳細は省くけど。**********...不登校?

  • なぞ解き「ちばたん」

    【夏の記録3】8月5日千葉の内房総をめぐる謎解き「ちばたん」のキットは、すでに3月に入手していた。ところが、新型コロナ感染防止の自粛を受けて謎解きの方も棚上げに。ようやく再開したのは7月1日のことだった。迷ったのだが、内房線は空いているだろうし、車内の冷房は効いているはずだし、何しろ人の少ない方へ向かうんだし…といろいろ理由を見つけて、妹と一緒に出かけることにした。梅雨が明けたとたんの真夏日のことである。千葉、木更津と順調に進む。ところが次の浜金谷へ向かおうとしたとき、何と架線事故が発生。電車は不通となってしまった。だが、さすがJR?すぐに代替バスが到着し、不通区間をバスで移動することができた。最後の駅は館山だ。最終目的地までは海沿いの道をてくてく歩いて行く。暑かったけど解放感いっぱいで気持ちよかった。****...なぞ解き「ちばたん」

  • 振替クラス

    【夏の記録2】8月4日基礎代謝力の衰えを少しでもカバーしたい一心で続けているテニスである。週に1回ぽっちでは大した効果は見込めないんだけど。基本的にインドア人間なので、他の用事があればテニスの方はさっさと休んでしまう。めんどくさいから振り替えのレッスンは受けない。だが、魔が差したとでも言うべきか、先日思い立って振り替えのクラスに参加してみたんだけど大変だったよ~。人数の多いクラスで、コーチは二人。大人数ならレッスンの中身は多少薄まるかもしれないという甘い予想は裏切られた。14名の生徒を二つに分けて、それぞれにコーチがつき、異なった練習を交互にするから、薄まるどころか練習の密度は倍になる。しかも進み方がハイテンポ。知り合いもいないし練習内容にも不慣れで、最初から最後まで何だか右往左往していた気がする。やっぱりヴィ...振替クラス

  • CDレーベルの印刷-----覚え書き

    【夏の記録1】8月2日毎月2回発行される市の広報を音訳している。音源はCDにダビングして発送する。基本的にタイトルは手書きなんだけど、市の広報課と市内の各図書館に渡す分のCDについてだけは、パソコンできれいに印字しなくてはならない。プリンタを引っ張り出し、狭いサークル室の中で印字するのはちょっと面倒な作業である。だから、年度初めの、時間があるときに半年分くらいをまとめて印字しておく。さて、その印字済みCDが、7月の広報を発送したところで底をついてしまった。私の失敗はここから。7月の当番だった私は、次回分の印字済みCDがないことを次の回の当番に伝えなければならなかったのに、すっかり忘れてしまったのだ。8月一回目の広報当番は当日になってそのことを知り、大慌てしたということを後日聞いた。申し訳ない。すべて私が悪いので...CDレーベルの印刷-----覚え書き

  • 涼しくなったら

    気がつけば7月。今年はかなり引っ張ってここまで来た。新型コロナのせいで、「これからやってくる夏」にうんざりする余裕すらなかったのかもしれない。だが、そろそろ限界。今年は猛暑ですって?秋は来るのだろうか。涼しくなったら

  • 再び植物公園へ

    『フロッドと瓶の中のフシギな世界』、前回は時間切れになり最後の謎を残して帰宅した。最後の謎というのは、ちょっと手間のかかる工作だったので、家でじっくりと取り組むことができたのは却ってよかったかもしれない。そして、この日は謎解きの最終報告をするために「植物公園」を再度訪ねることにした。「神代植物公園」は単純に言ってしまうと、中央線の三鷹駅と京王線の調布駅(あるいはつつじヶ丘駅)とを南北に結ぶ線上のほぼ真ん中に位置している。中央線と京王線は平行に走っているので、三鷹駅から南下してもいいし、つつじヶ丘や調布から北へ向かっても行くことができるわけ。***********その程度の大雑把な知識で三鷹駅からバスに乗った私、今回は注意深い妹と一緒ではなかったせいで、大チョンボをしでかした。三鷹から20分ほど北上すれば植物公園...再び植物公園へ

  • 眼科

    私は緑内障なので、4,5ヶ月に一回眼科で診察を受ける。先月定期健診のためクリニックへ行ったのだが、待合室への入室は人数制限がかかっていて、はみ出た患者は建物の外で待たなくてはならなかった。たまらんなあ、と思い、目薬の処方だけを頼んで帰ってきてしまった。病院の方も、緊急の患者以外はできればパスしたいというのが本音だったに違いない。とはいえ、病気の進行をチェックしてもらう必要はあるから、一ヶ月後再び出かけたのである。雨の日を狙ってね。思った通り待合室はガラガラだった。看護師さんに発熱の有無を確認され消毒薬で手を消毒。待合室の定員は4人ということで、長椅子の四隅に患者がポツンポツンと座っている。診察室に呼ばれる間隔が気のせいかいつもより長い。一人の診察が終わるたびにあっちこっち消毒しているのかもねと想像する。先生はど...眼科

  • パトリック・ジェーンの優しさ

    『メンタリスト』というアメリカのテレビドラマが好きで、再放送を飽きもせず何回も観ている。サイキックになりすまし、詐欺すれすれの行為を生業としていた過去を持つ主人公がジェーンである。演じるのはサイモン・ベイカー。妻子を殺害した"レッドジョン"への復讐を果たすため、州警察のコンサルタントとして働いている。卓越した記憶力と洞察力が彼の武器だ。ただ、頭が良すぎる自分を持て余し、しばしば悪ふざけをして周囲を怒らせるのが困ったちゃんであるところ。***********どの回も面白いのだが、中でも私が気に入っているエピソードのひとつは、シリーズ3の第18話。生真面目な検視官Dr.シュタイナーとからむ話だ。シュタイナーを気に入っているジェーンは好意の裏返しで、ドクターに悪ふざけをしかけては怒らせる。だが、あることに気がついてか...パトリック・ジェーンの優しさ

  • 「フロッドと瓶の中のフシギな世界」

    梅雨の晴れ間といっても蒸し暑い曇り空の下、なぞ解き『フロッドと瓶の中のフシギな世界』へ出かけた。妹と一緒に。JR三鷹駅からバスで20分の深大寺がスタート。参道に並ぶ蕎麦屋さんがキットの販売をしてくれる。まず深大寺周辺の謎を解いて合言葉を見つけると、それが「神代植物公園」への入場パスになるという心憎い演出。全4章のうち第2章以降は、広い植物公園の中で展開する。ひとつひとつの謎は難解ではないんだけど、雑に解いていくと伏線を見落として後々の謎解きに響くから要注意だ。この辺りは、さすがタカラッシュの謎解きなのである。************マスクをつけて園内を歩き回るうち、妹の具合が悪くなってしまった。熱中症になりかかったのかもしれない。やっぱり夏のマスクは危険である。涼しい場所へ移動してひと休み。そのあとは、用心して...「フロッドと瓶の中のフシギな世界」

  • 見学希望----覚え書き

    地元音訳サークルの活動は、年に一回市の広報で紹介される。ホームページも少しずつだが充実してきているので、それらを見た人が見学を申し込んでくることがある。次の活動日には4名の人が見学にやってくる予定だ。人数を極力絞って録音しているさなか、4人いっぺんに録音室に入ってもらうわけにはいかない。午前と午後に分かれて来てもらう?今月と来月に分ける?いろいろ考えた結果、活動内容全般については別室でまとめて説明をし、録音の見学は一人ずつということに落ち着いた。今のところ、録音室の定員は4名と決めている。吹き込む人・PCを操作する人・その補助者、そして見学者1名でいっぱいいっぱい。こういう状況は、少なくとも今年度中は続くのかもしれないなあ。見学希望----覚え書き

  • 時間つぶし

    この2,3か月のあいだの私の時間つぶしは、謎解きだった。外へ出かけるリアルの宝探しはできないので、もっぱら自宅で遊べる「タカラッシュ」のキットを注文しては、せっせと解いていた。気がついたら、こーんな数になっていました。時間つぶし

  • お墓掃除

    夫の家のお墓へ行くのは4ヶ月ぶりだった。予想していた通り、墓石の周囲には草がけっこう生えている。もうすぐ夏がやって来るんだものね。ざっと見渡した限り、周囲のお墓も同様にずいぶんと長いあいだ人の手が入っていないように見えた。土のあるところには草が茂り、花入れの花は例外なく枯れ切っている。霊園全体の雰囲気も何となく荒れた感じがした。お墓区画以外の通路や広場が草ぼうぼうというのは珍しい。ここは市営霊園だが、行政もこの時世にお墓のことなんか構っていられないということなのか。草を刈り花を入れ替え、すっきりとした我が家のお墓は、妙な感じに周りから浮いている。ひょっとして、お墓掃除は"不要不急"の用事だったか。お墓掃除

  • 「優しい人」

    湊かなえ『ポイズンドーターホーリーマザー』のドラマ版DVDをレンタルして観終えたところ。オムニバスのどの作品も、まさにタイトル通りの毒に満ちたものばかりだった。どんな母にもどんな娘にも潜んでいる毒の部分を、拡大し突き詰めていけば犯罪に発展してしまうこともあるだろう。そういう意味ではリアリティのある面白いドラマだった。*****以下、作品の結末を記しています*******「誰にでも平等に優しく思いやりを持ちなさい」という一点のみで育てられた主人公の女性が、最後には殺人を犯してしまう。そこに至る過程は歯がゆいほどにあらかじめ敷かれていたレールのようである。彼女の勤め先にいるある男性社員は、清潔感に乏しく人づきあいが致命的にダメなオタク的な人物。同僚や上司から疎まれ無視されている。だが「分け隔てなく他人に優しい」主人...「優しい人」

  • 電車に乗って髪を切りに

    前回の美容院からずいぶんと日にちがたち、ショートヘアを維持する者としてはもはや限界である。実に2か月半ぶりに、電車とバスを利用する外出を決行した。平日の午前、しかも下り電車だから空いていて乗客はシートにひとり置きに座っていた。立っている人はいない。やがて駅に止まると人が乗ってきた。だが、驚いたことに彼らはあいている席に座ろうとはしない。ドアの脇に張り付くように立ったままだ。次の駅で乗って来たお客も同じ。その次の駅に止まっても同じ現象。えっ、なんで?電車のシートは必ず一人置きに座ること。そんな約束ってあったっけ?自分が感染しないように、そして周囲の乗客がひょっとしたら迷惑に思うかもしれない…そういう自主的な判断の結果なのだろうか。混雑していれば、そんなことは言っていられないだろうけど、なまじ空いている電車だと、妙...電車に乗って髪を切りに

  • 音訳の新しい形------覚え書き

    地元の音訳サークルは、実に3か月ぶりの集まりだった。再開に際しての留意点は以下の3つ。*グループを午前組と午後組の二つに分ける。*可能なメンバーは自宅で録音を済ませ、CFカードかUSBメモリに入れて持ってくる。*録音室へ入るのは最大4名までとする。二手に分けることで長時間の集合を避けられるし、録音済みの音源を持ってくるのは、現場で声を出す機会を減らすのに有効なはず。まあまあうまくいったのではないだろうか。ただ、録音室にぎゅう詰めになり他の人の録音を聞くというのが実は大事な勉強になっていたのである。誤読のチェックとか、読み方についての意見交換とかができる貴重な場でもあるからだ。だから、録音作業中に隣室で待機していたり、自分の作業をやったりしているのでは、そういう勉強の機会がなくなるわけで何だか残念なことだなあと思...音訳の新しい形------覚え書き

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